二十数年ぶりのアメリカ
最近アメリカのシカゴに行ってきました。私は幼少期のころアメリカに約3年住んでいたのですが、帰国してからずっと行っていなかったので、実に二十数年ぶりになります。観光目的ではなかったのであまり多くは書きませんが、少しでも体験をお伝えできればと思います。
アメリカ第3の都市シカゴ!
シカゴの中心エリア、ダウンタウン
シカゴは言わずと知れた大都会で、日本とは14時間の時差があります。ANAやJALの直行便もあって行きやすい街です。MLBのシカゴ・カブスで日本人選手が活躍していることもあり、訪れる人も多いのではないでしょうか。
オヘア空港からはUberや電車でダウンタウンに行くことができます。電車はどこで降りても5ドルで、所要時間は40分ほどです。1回乗車切符と1日乗車切符がありますが、どちらも同じ5ドルなので、1日券を買っておけばホテルにチェックインした後にまた乗って出かけることもできますね。ちなみに、券売機でおつりは出ないので、少額の紙幣を用意するかクレジットカードで払いましょう。
割と天候は不安定な土地のようで、私の滞在中も何度か雨が降りました。しかも天気予報がまあまあ外れるので雨具があると安心です。
夜は夜中でも車のクラクションや騒ぎ声で少しうるさく感じました。気になる人は宿泊する場所をよく選びましょう。
シカゴ川沿いの高層ビル。この日もどんよりな天気。写真右の建物、独特なデザインで外から見ていて車が落ちないか心配になります。
いい人がたくさん、物価はやっぱり高い
滞在中に食事や買い物でいくつかのお店に行きましたが、スタッフの人がみんな親切・フレンドリーで、快適に過ごすことができました。空港ではターミナルビル間をつなぐ無料の電車があって、係のおじさんが「ターミナル3はこっちから乗ればいけるよ」と教えてくれました。
気になる物価ですが、まあ高いは高いです。セブンイレブンでボトルのカフェラテを買ったら1本4ドル以上しました。コンビニじゃなくてファストフード店などで買ったほうがよかったかもです。とはいえ、レストランでの食事にしても目玉が飛び出るほど高い!!という感じでもなかったです。多少身構えていけばそこまでショックを受けなくて済むかと思います。街中にはターゲットという大手のスーパーマーケットもあり、小ぶりのリンゴが85セントで売っていたりしたので、飲み水などの購入で利用すると安上がりです。
圧倒的カード社会!
アメリカに行って一番感じたのは現金を使わない(使えない)ってことです。日本で普段生活していても最近はだいたいクレジットカードかQR決済で支払うので、現金を使うことはありませんが、使おうと思えばいつでも使えますよね。でも向こうはCredit and Debit Cards only. とか書いてあって現金NGなお店もちらほらありました。クレジットカードは複数枚持っていたほうが安心です。
滞在中、空いた時間でシカゴ美術館に行ったのですが、入場券の支払いはJCBカードでできたのに、併設のミュージアムショップでは同じカードが使えない、ということがあり内心「えぇ..」となりました。VISAかMastercardは必須ですね。
こじんまりしたドーナツ屋さん Doughnut Vault
一軒だけ、お店を紹介します。ドーナツ店のDoughnut Vaultさんです。
ダウンタウンのシカゴ川の北側にあり、アクセスもしやすいです。ただし、閉店時間が早めなので、営業時間を確認してから行きましょう。(私は夕方訪れたら閉まっていたので翌朝出直しました)
店内はかなり狭く、4人ぐらいしか中に入れなさそうな感じです。カウンター越しに店員さんにほしいものをオーダーして買うようになっています。
おしゃれな外観。
クレジット支払いのサインを会計用のiPadでしたのですが、その時チップをいくら払うかを選ぶボタンが表示されました(1・2・3ドル、または払わない)。数百円のドーナツを買うのにもチップ払うのか..という気持ちに一瞬なりましたが、まあそこは向こうの文化ということで。
明るい店員のお姉さんが”Have a great day!” と言って商品を手渡してくれ、気持ちの良い1日のスタートになりました。朝早くから営業しているので、朝ごはんに利用してみてはいかがでしょうか。
購入したApple Fritters($3.5)
細かくしたリンゴの食感がよくシナモンとの相性も抜群です。
別のドーナツも買いたかったですが、1コが大きいのでこれだけにしました。
まとめ
かなり久々のアメリカということもあり、少し緊張もしましたが、行ってみるととても良いところで快適でした。今回の滞在ではほとんど観光もできなかったので、野球観戦やクルージングをしにまた訪れてみたい街です。その時はもう少し円高になっていますように!